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造形の授業も、点・線・面と続き、今回は塊(=立体)の造形です。
塊の素材を削って、椅子を作るというテーマです。
塊の素材というのは、スタイロフォームという硬めの発泡材。住宅の断熱材などに使用されるものです。

091026-007_20091026153219.jpg  ⇒スタイロフォーム
このような塊を、仕上がりの形をイメージしながらカッターや、ペーパーやすりで、削っていきます。
学生には、モデルとなるデザイナーズチェアの写真と簡単な3面図を配布して、それをもとに全体像を仕上げていきます。スケールは約10分の1です。
ちなみにデザイナーズチェアの本物は、このブログのバナーに載せているものです。

最初の作品は、ジョージ・ネルソンの『Coconut Chair』です。
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脚はワイヤーで制作しましたが、座面のカーブや肘掛の湾曲したところが、とても精密に表現できました。後姿がとても美しいです。

次は、ジャスパー・モリソンの『3 Sofa Deluxe』です。
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このソファの特徴は、座面と背もたれの間の溝です。深い溝が入ることで、より立体的なシルエットが浮かんできます。そのデザイナーの意図を理解して溝をしっかりと刻んだことが、リアルな仕上がりになりました。ちなみにこのペイントの模様は学生のオリジナルです。

最後に、バーナー・パントンの『Cone Chair』です。
その名の通り、円錐を逆さにしたシルエットを持つ繊細なラインが特徴のチェアです。
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細部まで、ていねいに仕上げて完成度の高い作品になりました。

デザインをするときに、紙の上でスケッチしたり、図面を描いたりします。しかし、平面上だけで考えると、立体になったときの全体の形や上下左右のつながりがイメージできなくなるのが心配です。
今回の塊の素材は、360度どこから見ても、完成された形でなければなりません。
平面だけでは表せないことを表現します。
難しいことが多かったようですが、学生たちにはインテリアに携わる以上、立体的なものの考え方を身につけて欲しいと思います。

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毎月撮影に行っている、お千代保稲荷の近くです。
参道はとても賑やかですが、少し路地を入っていくと静かな古い町並みに出会えます。

お千代保稲荷のある、平田町は木曽三川に囲まれ昔から水害に苦しんでいました。
川に囲まれた、輪中地帯といいます。
その水害から家を守る知恵で、写真のように高い石垣を組むことや、一番大切な仏壇は高い位置に吊り上げられるようにするとか、軒下には避難用の小舟を吊り下げておくなど、工夫をしていたのです。

写真の手前は、方形に整形した比較的おおきな石を目が横に通るように積み上げる方法で布積(ぬのづみ)といいます。奥は、この辺りの輪中地帯では多く施工されている、丸石積みといいます。

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こちらは、大きさの違う自然石の平石、加工した平石をさまざまな方向に組み合わせ、積み上げる方法で乱積(らんづみ)といいます。

いろいろな、石の積み方があってなかなか絵になるスポットです。
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古い建物と石垣が、ゆったりした心地にさせてくれました。

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瓶覗き(かめのぞき)とは、白に近いごく薄い藍色。
日本の伝統色では、藍色の濃い順に
留紺>黒紺>紺(勝色)>藍>花色>浅葱>水浅葱>瓶覗き
となっています。
また、染色の際も藍瓶に漬けてすぐに引き上げてしまうことから「瓶覗き」と呼ばれるのだそうです。

この「瓶覗き」色に染められた暖簾をご紹介します。
これは、「水屋暖簾」という、厨房との間仕切りに使われる暖簾。
「瓶覗き」色に、丸に違い鷹羽 の家紋が入ったものです。

以前、雑誌『サライ』にも掲載されたこの暖簾、貴重な古いものです。
こうした貴重な古布が、ただ今美濃加茂の布団店『ワタコウ』さんにて、展示中です。

今回のテーマは、 『甦る 藍木綿展』 江戸・明治・大正時代の古布大集合 です。
江戸・明治・大正時代の頃に制作された、刺し子火消し半纏・刺し子野良着・水屋暖簾・油単・風呂敷・法被・万祝・道中合羽・籠担き装束・暖簾・その他多数展示しています。

ぜひ、実物をご覧ください。
写真では伝わらないですが、気っ風の良い、粋な雰囲気があります。
昔実際に使われていたものばかりです。当時の生活が感じられます。

会期は8月末まで、夏休みの予定にぜひ加えてください。

会期 2009年8月5日(水)〜8月31日(月) 午前10時〜午後6時

会場 寝装広場ワタコウ 店内
    〒505-0037
    岐阜県美濃加茂市前平町1-191
    0574-25-3275

定休日 火曜日・8月13日・14日

入場無料

ワタコウさんへのアクセスはこちらから。


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