上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


■人気blogランキング に参加しています。

岐阜ランキング

授業で、コラージュ作品を作ります。
造形の基本的な技法として、基礎コースで教えます。

[collage]というのは、フランス語で「糊付けする」という意味です。
主に新聞、布切れ、針金、ビーズなど、絵の具以外の材料をいろいろ組み合わせて画面に貼り付けることで、特殊効果を生み出すことができます。
特に、写真の切抜きを貼りあわせた物を、フォトモンタージュといい、広告などによく使われます。

このフォトモンタージュの第一人者が、グラフィックデザイナーの木村恒久さんです。
(昨年12月27日、肺がんのため80歳で亡くなられました。ご冥福をお祈りします。)

初めて木村さんの作品を見たときは、なんてすごい世界だろう、と感動したのを覚えています。


 ⇒「都市はさわやかな朝を迎える」 1975

こういう、頭の柔らかいアイデアが出せるようになりたいなと、憧れるデザイナーの一人です。
学生にも、この作品を紹介し、コラージュのおもしろいところは現実には無い世界を作り出せるところ、写真を利用してリアルなんだけどありえない世界を表現できるところだと、説明しました。
若い彼女たちの目から見ても、この作品はかなりインパクトがあったようです。
(もちろんこれが発表されたとき、彼女たちは生まれてません。)

彼女たちよりかなり先輩の私は、のちにパイオニアのオーディオの広告に使われていたのを思い出しました。

≫パイオニア側が木村さんに広告制作を依頼したところ、『こんなイメージを作るのは簡単だから、自分でおつくりなさい』と制作方法を教えられたそうです。
というエピソードがあり、実際には木村さんの作品ではないということらしいです。
(昔のオーディオ雑誌を探してみましたが、まだ見つかっていません。)

今では、パソコンの普及でフォトショップなんて便利なソフトもありますが、1975年当時はもちろんアナログで仕上げています。写真を手作業で切り貼りするわけです。最新の技術を使っても、こういう作品ができるかどうか・・・。良いデザインは発想力にあるのですね。

作品集も出版されているので、ぜひ手に入れたいと思います。

  ⇒『ザ・キムラカメラ』

■人気blogランキング に参加しています。

岐阜ランキング

  
コメント
コメントする









       
     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。